macOS Ventura 13.3.1にアップデートしてしばらくすると、原因不明の再起動が頻繁に繰り返す症状が発生。
これがアップデートによるものなのかわかりませんが、調べてみると「カーネルパニック(kernel panic)」という症状らしい。
再起動を繰り返す頻度は、数分から十数分に1回。これでは仕事になりません。
そこで、Macに関するカーネルパニックの原因と治し方をChatGPTに聞いて対処してみました。
カーネルパニックとは?
パニックという言葉に驚きましたが、まずはカーネルパニックの意味や原因について確認しました。
カーネルとは、OSの中核となる存在で、CPUやメモリを直接コントロールするためのソフトウェアとのこと。
そのカーネルが何らかの理由で処理しきれない重大なエラーに遭遇。
対処できないことから、自動的にシステムを終了させ再起動を繰り返すそうです。
カーネルパニックの原因は?
では、カーネルパニックが起こる何らかの理由が起こる原因とは?
治し方や対処法にもつながることなので、ChatGPTに聞いてみました。
Macのカーネルパニックは、システムに致命的なエラーが発生したことを示します。
その原因は、ハードウェアの問題、ソフトウェアの問題、ハードウェアとソフトウェアの相互作用、またはセキュリティソフトウェアの問題が考えられます。
これらの原因はケースバイケースで異なるため、Appleサポートに連絡して問題を特定し、解決することが重要です。
上記は簡潔にしてもらったテキストですが、Macに限らずパソコントラブルの主な原因と同じで、原因の特定は難しそうです。
とはいえ、頻発する再起動を止めなければ仕事に大きな影響が出るので、というか既に出ているので解決につながる方法について調べてみました。
カーネルパニックの治し方、対処法は?
カーネルパニックが起きる要因として考えられるのが、ハードウェア、ソフトウェア、ハードウェアとソフトウェアの相互作用、セキュリティソフトの問題。
原因を探るだけでも多岐にわたるので、まずはChatGPTに治し方・対処法を提案してもらい、1つづず試してみました。
1. 再起動
まず、Macを再起動してみてください。時には、一時的な問題が原因でカーネルパニックが発生することがあります。
パソコンや家電製品などのトラブルで、まず試してみるのが再起動や電源コンセントの抜き差し。
これはChatGPTに言われる前に行いましたが、再起動の繰り返しを止めることはできませんでした。
これで解決できれば“焦ったぁ、でもよかった”と安心できるんですけどね。
2. ハードウェアの問題を確認
カーネルパニックは、ハードウェアの問題が原因で発生することがあります。Macのハードウェアが問題を引き起こしていないかどうかを確認するために、Apple Diagnosticsを実行することをお勧めします。
でも、Apple Diagnosticsはどうすれば実行できるのか?
その方法をAppleの公式サイトで見つけることができました。
Apple Diagnosticsを実行するためには、キーボードやマウス、ディスプレイ、Ethernet 接続はそのままに、外付けのデバイスをすべて取り外すとのこと。
筆者のMac環境は、Mac miniを起点にDellのモニターに接続。
さらに、CalDigitのハブを経由して外付けHD×3台、EDIFIERのスピーカー、BenQの モニターライトなどに接続しています。
そこで、Mac miniとCalDigitのハブをつなぐUSB-Cケーブルを抜いてApple Diagnosticsを実行してみました。
診断結果は、Apple Diagnosticsのリファレンスコードが「ADP000」。
こちらでコードを参照すると「問題は検出されませんでした」とのこと。
つまり、Mac miniに問題はないことがわかりました。
ちなみに、Apple Diagnosticsの実行では、Bluetoothが利用できないかと思い、Mac純正の有線キーボードを用意しましたが、使用しているロジクールのワイヤレスキーボードとマウスが問題なく利用できました。
3. ソフトウェアの問題を確認
ソフトウェアが原因でカーネルパニックが発生することもあります。問題の特定には、コンソールアプリケーションを使用して、システムログやクラッシュレポートを確認することができます。
ついでに操作方法も、ChatGPTに教えてもらいました。
1. Finderで「アプリケーション」フォルダを開き、そこから「ユーティリティ」フォルダを選択します。
2. 「コンソール」というアプリケーションをダブルクリックして開きます。
3. 左側のサイドバーで、システムログ、クラッシュレポート、アプリケーションログ、カーネルログなど、確認したい情報のカテゴリを選択します。
4. それぞれのカテゴリには、日付、時刻、イベントの種類などが表示されます。詳細を確認するには、該当するログを選択して、右側のペインで詳細を確認します。
5. クラッシュレポートについては、左側のサイドバーで「ユーザレポート」というカテゴリを選択します。ここには、過去に発生したアプリケーションのクラッシュレポートが表示されます。詳細を確認するには、該当するレポートを選択して、右側のペインで詳細を確認します。
上記の手順のとおりコンソール アプリを開いてみましたが、クラッシュレポートとスピンレポートには記載がなにもなく、ログレポートと診断レポート、Mac解析データには記載があるものの詳細を確認しても、何を示しているのかすらわからない記述でした。
ただ、診断レポートに"bug_type":"313"というバグらしき表示があったので、ChatGPTに何を示していることなのか聞いてみました。
"bug_type":"313"は、macOSにおけるメモリ関連のエラーを示すカーネルパニックのバグタイプです。
このエラーはランダムに発生するため、問題を特定することが困難です。
Macでカーネルパニックが発生した場合は、システムログを確認して原因を特定し、問題を解決する必要があります。
問題の特定は困難としながらも、システムログで原因を特定して問題を解決できる可能性を示しています。
そこでシステムログを確認すると気になるエラー表示が。
DB Error: 11 "database disk image is malformed
何を意味しているのか調べてみると、データベースを保存しているファイルが破損しているらしい。
再度、解決策をChatGPTに聞いてみました。
Macで「database disk image is malformed」というエラーが表示された場合、SQLiteデータベースに問題があることを示しています。
このエラーを解決するには、まずデータベースをバックアップし、その後、データベースの再作成または修復を試みることが必要です。
Terminalを使用してSQLiteコマンドを実行することで、データベースの修復が可能です。
上記は簡潔版ですが、詳細な方法も教えてもらいました。
でも少々心配。
ターミナル アプリを開いてコマンドを実行するように提案していますが、それが本当に解決につながるのか?
余計なことをして泥沼にはまるのではないか?
また、15秒ごとに「database disk image is malformed」のエラー表示があり、カーネルパニックのタイミングとは別なので関連性がないのかもしれない。
ということで、このエラー表示についてはキープにして、対処はスキップしました。
4. ソフトウェアのアップデート
カーネルパニックを修正するために、Macのソフトウェアを最新バージョンにアップデートしてみてください。Appleが問題を修正するために公開したパッチをダウンロードしてインストールすることもできます。
こちらについては、すでに最新の状態なのでスキップ。
5. ハードウェアの交換
カーネルパニックがハードウェアの問題によるものである場合、Macのハードウェアを交換する必要があるかもしれません。Appleサポートに連絡して、修理の見積もりを取得してください。
ハードウェアに問題があるのか不明なので、こちらもスキップしました。
ということで、ChatGPTが提案してくれたカーネルパニックの対処法はこれにて終了。
現時点で解決することはできませんでした。
さらに治し方や対処法を見つけないと。考えても思いつくわけないですらからね。