日本時間 6月6日〜10日に開催されるWWDC23で、MacBookシリーズの新モデルの発表が噂されるなか、MacBook Air / M2を購入しました。
理由はこちらの記事にあるとおり、Mac mini / M1にどうにもし難いトラブルが発生。
解決することができず、わずか2年半で寿命が尽き、買い替える必要に迫られたからです。
とはいえ、現時点で最新のM2チップ搭載Macが使えるワクワク感があるのも事実。
そこで今回は、最小構成モデルからカスタマイズした理由と活用法についてご紹介します。
MacBook Proではなく、MacBook Airを選んだ理由
端的に言えば、筆者の用途×コスト=MacBook Air となったから。
候補に挙がったのは、MacBook Pro 14インチ(M2 Pro)28万8800円〜とMacBook Air(M2)16万4800円〜。
これまでMacBookシリーズはProモデルを使い続けてきたので、今回もMacBook Pro 14インチかなと考えましたが、負荷のかかる作業は画像編集をちょいちょいする程度なので、チップやCPU / GPUともにそこまで高スペックでなくてもよいかなと。
では、MacBook Air(M2)に用意されている
・8コアCPU / 8コアGPU
・8コアCPU / 10コアGPU
〜のどちらを選ぶか?
8コアと10コアのGPUについて、どこまで違いがあるのかよくわからなかったので、ネット記事やYouTubeのレビュー、ChatGTPなどで調べてみましたが、動画編集においてもそこまで大きな性能差はないとの意見が多かったので、8コアCPU / 8コアGPUモデルを選択しました。
メインメモリ(RAM)は、8GB・16GB・24GBのどれを選ぶ?
メインメモリ(RAM)については、快適な作業をする上で慎重に考えなくてはいけません。
ネット記事やYouTubeなどでは「8GB vs 16GB」を比較して取り上げられていましたが、筆者の場合は16GBで大丈夫か? という疑問がありました。
その理由は、これまで使っていたMac mini(M1)で16GBモデルを使っていて、メモリ不足に陥ることがままあったからです。
セキュリティソフトやMacを監視して最適化を図る「CleanMyMac X」など、ログインと同時に起動するアプリが複数あり、そのなかでブラウザを開いて情報を見ながら原稿(テキスト)を作成、同時に画像編集もする、というようにマルチタスクをしていると、ときおりメモリ不足で動作が鈍化することがありました。
メモリの使用量を減らす方法はいくつかあるようなので、別途まとめたいと思いますが、現状の使い方で16GBだと心配になることも。
そこで今回のMacBook Airには、24GBのメモリを搭載することにしました。
最小構成モデルの8GBメモリと比較すると、24GBメモリは+5万6000円と購入金額が跳ね上がりますが、大は小を兼ねるということと、ここでメモリ選びに失敗すると、自分で増設ができないので後で大きな後悔をすることになるからです。
SSDストレージは、256GB・512GB・1TB・2TBのどれにする?
MacBook Airの最小構成モデルのSSDストレージは256GB。
ただ、256GBの場合はSSDアクセス速度が遅いと指摘されていたので、これは避けた方が無難。
では、512GBか1TBか?
Mac miniで1TBモデルを使っていたので、MacBook Airでも1TBがいいかなと思いましたが、+5万6000円にアップ。
一方、512GBにすると+2万8000円。価格差は2万8000円。
これは考えものです。
MacBook Airに搭載された内蔵SSDの処理速度が高速なことはわかっていますが、市場では外付けSSDの価格が下落傾向にあるので、2万円程度あれば、読み込み速度が1000MB/sの2TBモデルが購入できます。
そこでMacBook Airでは、512GBモデルを選択。
以前から外での撮影などでバックアップ用に使っていた1TBの外付けSSDを、これまた以前から使っているドッキングステーション「TS3 Plus」を介してMacBook Airに常時接続。
内蔵SSDではなく、さまざまな作業で作成したファイルを保存するようにしました。
Mac miniを下取りに出した、MacBook Air(M2)の購入金額は?
あれこれと考えて購入したMacBook Air(M2)のスペックは以下のとおりです。
・8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engine搭載Apple M2チップ
・24GBユニファイドメモリ
・512GB SSDストレージ
・30W USB-C電源アダプタ
Apple公式サイトでの購入金額は、24万8800円。
これにMac mini(M1)16GB 1TBの下取り金額3万7000円を差し引いて、
21万1800円で購入できました。
購入したのが4月中旬だったので、もうすぐ1カ月が経過しますが、これまでとおりの使い方でもメモリ不足になることはなく、外付けSSDに保存するやり方にも慣れて、快適です。
Mac miniの不調で急遽購入することになったMacBook Airですが、これからまた数年一緒にいるパートナーとしては、現時点では仲良くやっていけそうな感じです。
でも、WWDC23で何が発表されるのか少し気になりますが...