「怪力をプロに」のフレーズで登場した、Apple M1 Pro / MAX搭載のMacBook Pro。
2022年後半は次世代のM2チップが登場するとの予測がありますが、M2チップはあくまでもM1チップの後継プロセッサ。
M1 Pro / MAXの性能を超えることはないだろうと噂され、半年前にリリースされたばかりのMacBook Pro(M1 Pro / MAX)ユーザーはなんとなく一安心したのではないでしょうか。
でも、最新のMacBook Proに満足していますか? パワフルで電力効率が高いのは高評価ですが、気になるのが拡張ポートなんです。
そこで本記事では、MacBook Pro(M1 Pro / MAX, 14 / 16インチ 2021、以降「MacBook Pro(2021)」と表記)の利便性を拡張する最新のUSB-Cハブ『HyperDrive 7in2 USB-Cハブ DUO PRO』が発表されたので機能や活用法についてザックリまとめてみました。
デスクトップのように変身できるUSB-Cハブの活用
2021年に発売された最新のiMac(24インチ 2021)の拡張ポートには、Thunderbolt 3(最大40Gb/s)、USB 4(最大40Gb/s)、USB 3.1 Gen 2(最大10Gb/s)が搭載されています。
さまざまなデバイスと連携して効率よく生産性の高い作業をするために、拡張ポートの充実は欠かせません。
確かに、MacBook Pro(2020)のThunderbolt 3(USB-C)ポート×4から、Thunderbolt 4(USB-C)ポート×3にグレードアップして、HDMIポート+SDXCカードスロットが拡充されて進化しました。
ただ、在宅ワークの時間が増えるにつれ、拡張性をもっと高めたい気持ちになってきます。
そこで活用したいのがノートパソコン用のUSB-Cハブ、ドッキングステーション。
なかでも、今回発表されたHyperDrive 7in2 USB-Cハブ DUO PROは、2016-2021のMacBookやMacBook ProのUSB-Cポートにケーブルではなく直挿しするタイプなので、場所とを取ることがなく見た目もスッキリなデザイン。
機能面でもかゆいところに手が届く、ユーザーの利用シーンを想定したインターフェースになっているんです。
MacBook Proに最適化された7in2 USB-Cハブ
HyperDrive 7in2 USB-Cハブ DUO PROは、MacBook Pro(2021)の左側側面にある2つのThunderbolt 4(USB-C)ポートに挿して活用します。
2つのポートに挿して7つのポートに拡張することから“7in2”となるわけですが、2つのポートに挿すことで7つのポートを同時に使える最大帯域幅を確保しているんです。
7つあるポートのスペックは?
7つのポート
MacBook ProのHDMIポートとの併用で2台のディスプレイに出力が可能。
・USB-C Thunderbolt 4/USB4
40Gbpsのデータ転送、100WのPower delivery、5K60Hzの映像出力に対応。
・USB-C / A
5Gbpsでデータ転送が可能。
・microSDカードスロット
UHS-I規格のmicro SDカードスロットで、データ転送速度104MB/秒と超高速。
・Gigabit Ethernet
スリムさを実現した可動式ポートで最大速度は1Gbps。
・3.5mm オーディオジャック
音声の入出力に対応。
7つあるポートの活用法は?
MacBook Pro(2021)に搭載された2つのThunderbolt 4(USB-C)が、デスクトップ並みの7つのポートに変身できるHyperDrive 7in2 USB-Cハブ DUO PRO。
活用法は日常の使い方によって異なりますが、自宅でも外出先でもデスクトップのように利用できることに変わりはありません。
たとえば、MacBook Pro(2021)のHDMIポートとの併用して、自宅ではMacBook Proのディスプレイに加えて2台のディスプレイ、計3つのディスプレイで画像や動画編集などを効率的に行うことができます。
MacBook Pro(2021)には、SDXCカードスロットが搭載されましたが、GoProやDJI POCKET 2、Insta360などのアクションカメラで利用するmicroSDカードを挿す場合に変換アダプターが必要になります。
でも、HyperDrive 7in2 USB-Cハブ DUO PROなら、microSDカードスロットがあるので煩わしい手間が不要、
また、アクションカメラはもとより、外付けのSSDやHDDなどのデバイスをUSB-C Thunderbolt 4/USB4やUSB-C / Aのポートにつなげば、高速でのデータ転送が可能です。
5Gbpsのデータ転送ができるUSB-Aポートも何かと便利です。
というのも、USBメモリ、スマホやマウス、スマートウォッチなどに同梱されたUSBケーブルがUSB-Aであったり、現在利用しているUSB-A端子のデバイスが変換アダプターなしで活用できます。
Gigabit Ethernetポートは、旅行や出張先、コワーキングスペースなどで、Wi-Fiよりも高速のインターネットに接続できるので便利なはず。
USB-C Thunderbolt 4/USB4ポートは、100WのUSB-Cパススルーに対応しているので、ほかのデバイスと合わせても、どこにいても電源さえあれば高速で充電することができます、
安定感を確保するマグネットグリップ
HyperDrive 7in2 USB-Cハブ DUO PROには、MacBook Pro(2021)との装着を安定させるために、マグネットクリップが同梱されています。
2つのThunderbolt 4(USB-C)に挿すだけでは、何かの衝撃で抜けてしまうのでは、作業中に外れてしまったらたいへんなことに、といった心配が軽減されます。
また、同梱物には、USB-Cアダプターも用意されているので、iPadなどUSB-Cデバイスとの接続・活用が可能です。
ということえ、今回はまもなく発売が予定されているHyperDrive 7in2 USB-Cハブ DUO PROのご紹介でした。
公式オンラインストアでは先行予約が開始され、10%クーポンも用意されているので、気になる方はチェックしてみましょう。
ちなみに、直挿しに対応しているのは、 2016-2021のMacBook、MacBook Proとのことです。
Source: ロア・インターナショナル