「そろそろ立ち上がりましょう〜」
GARMINのスマートウォッチがブルブルと震えながら、1時間以上座り続けているたびに注意喚起をしてくれます。でも、この夏は立ち上がることに躊躇しなくてはいけないほど忙しく、首や腰、お尻をかなり酷使してしまいました。
疲れを感じていたのは、6年前に購入したHbadaのオフィスチェアも大きな要因。
厚さ7cmの高密度ウレタンクッションがへたり、ランバーサポートの効きも弱くなっていたので、そろそろ買い替えの時期を迎えていたのでした。
そして購入したデスク用チェアが、またもやHbada。これは偶然ですが、座り心地とコスパを考えた結果が「Hbada E3 Pro」だったわけです。
そこで、まだ2週間程度しか座っていませんが、なかなか快適なデスク用チェアなので、その印象をご紹介します。
Hbada E3 Proの特徴
座り続けていてカラダが疲れない、Hbada E3 Proの秘密ともいえる特徴をザックリ挙げると以下の通りになります。
- T字型サポートシステムを採用して、首・腰・肩の3点をサポート
- 3ゾーン式の腰部サポートで8方向の調整が可能
- 弾力性と通気性の高いメッシュを使用
- 4D調整可能なヘッドレスト
- 6D調整可能なアームレスト
- 自動重力感知シャーシを搭載
- 140度までリクライニング可能
では、これらの中で特にお気に入りの機能性をピックアップしてみましょう。
3ゾーンスタイルのランバーサポート
ランバーサポートは、中央と左右の3つのパーツに分かれているのが大きな特徴。
高さ調節でしっかり腰の位置に合わせながら、左右のウィングを内側に曲げることで体型に関係なくフィット感を高めることができるので、腰部全体を包むように負荷を軽減しているのが実感できます。
また、背もたれとランバーサポートがそれぞれ独立。どちらかの高さを変えても心地よいS字カーブの姿勢をキープできるのが、疲れにくくしている大きな要因になっている気がします。
体圧を滑らかに分散する高弾力のメッシュ素材
これまで座っていたHbadaのオフィスチェアの座面は高密度ウレタンフォームのクッション。Hbada E3 Proはメッシュなのでスタイルが異なります。
どちらのタイプがよいのかモデル選びの最初の段階でリサーチをしてみました。
すると、どちらも体重を分散させることはできるものの、メッシュの方が蒸れにくく体圧分散に優れ、クッションの方はカラダに合わせて沈み込むのでフィット感がよいとのこと。さらに、メッシュは硬めでクッションは柔らかめの座り心地らしい。
クッションは長期間にわたって座り続けることでへたりが出るので、今回は高弾力のメッシュ素材を使っているHbada E3 Proを選んでみました。
2週間程度の座り心地でいえば、硬さは少し感じるものの体重をかける位置を左右前後に変えるとメッシュが体圧を滑らかに分散してくれているようで、フィット感とは少しちがう意味での心地よさが感じられます。
また、座面の奥行を前後にスライドして、浅く腰掛けたり、深めに座ったり、シーンに合わせた座り方ができるのも魅力です。
オットマンと140度のリクライニング
人生初のオットマン付きのチェアですが、あればあったで心地よいものですね。
しかも、体重のかけ方でリクライニングの角度を自動的に調節できるのが心地よい気分を上げてくれます。右下のレバーでリクライニングの位置を固定できますが、いつでも休憩ができるように固定にはしていません。
小休憩の時はリクライニングのみ。気分転換を兼ねた休憩ではオットマンを出して寝るような雰囲気に。デスクでの作業に新しいスタイルが誕生しました。
ネックレストの位置を上下・前後・高さで調節できるのがとても便利。リクライニングで好ポジションにすることができています。
アームレストはまだ慣れない
アームレストも上下・左右・高さ・角度と多彩な調節ができますが、デスクの高さとのバランスがうまくできず、まだ慣れない感じです。
リサーチしてみると、デスクの天板とアームレストは同じ高さがよいらしく、背筋も伸びやすくなるそうです。
また、肘を90度以上曲げた状態にすることで、キーボードが打ちやすくなるらしいので調節してみます。
ただ、デスクの天板と同じ高さにすると、当たり前のようにアームレストがぶつかってデスク下に収まらないのが難ではあります。
まとめ
2万円台のHbadaオフィスチェアから、5万円台のHbada E3 Proへ。
最初はクッションタイプのゲーミングチェアも考えましたが、ハーマンミラーのアーロンチェアやオカムラのコンテッサなど、高級チェアの多くがメッシュタイプなので、選び方を変更。
コスパ重視で探した中で最終的にこれだなと決めたのがHbada E3 Proでした。
以前の2万円台のモデルとは快適性と機能性で大きな違いを価格以上に感じさせるほど心地よく、選んで正解だったのかなと、じわじわ感じています。
あとは耐久性ですが、こればっかりはスグの答えは出ないので、仕事中の相棒として仲よく付き合っていきたいと思います。