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1万円以下で買える! 骨伝導イヤホン『OPENMOVE Shokz』をすすめる3つの理由

2022年2月7日

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1万円以下で買える! 骨伝導イヤホン『OPENMOVE Shokz』をすすめる3つの理由

Shokz

e-bikeに乗りはじめて約半年。
寒い冬ということであまり乗っていないものの、関連するガジェットには“あったらいいかも”と興味津々。

そのなかでも購入して大絶賛のアイテムが、骨伝導ワイヤレスイヤホン『OPENMOVE Shokz (旧AfterShokz)』です。

耳を塞がないので走行中でも利用できることが購入ポイントですが、走行時だけでなく、自宅リビングでのテレビ視聴やリモート会議などでも大活躍。

意外だったを超えた、想像以上に優れた機能と快適な使い心地を与えてくれるガジェットでした。

そこで本記事では、使いはじめて約3カ月を経過して感じた『OPENMOVE Shokz』の使用感とおすすめポイントをご紹介します。

 

1. 骨伝導ならではの、軽くて耳に負担を感じさせない着け心地

Image: Amazon

Shokz(旧AfterShokz / アフター・ショックス)は、2011年にAfterShokzブランドとして設立された骨伝導イヤホンに特化した米国企業。
2021年にブランド名をAfterShokzからShokzに変更。短い単語にすることで覚えやすくしたそうです。

骨伝導イヤホンをAmazonやYahoo!ショッピングで検索してみると、真っ先に掲載されるブランドで、各モデルのレビューでもほとんどが高評価。

そこで、はじめての骨伝導イヤホンということもあり、後で後悔はしたくないので、信頼性が高そうなShokzのモデルから選ぶことにしました。

Shokz 骨伝導イヤホンのメリット

Image: Amazon

まず抑えておきたいのが、骨伝導イヤホンにすることでどんなメリットがあるのか。

骨伝導イヤホンは、空気を通して音の振動を伝達する従来のイヤホンと異なり、頬骨を通して振動を送り、鼓膜を迂回して内耳に直接音を伝える仕組みなので〜

・e-bikeで走行中のクラクション、オフィスや家庭での声など、外部環境の音が聞こえるので安心・安全につながる。
・耳の穴を塞がないので、カナル型やインイヤー型のイヤホンに比べて長時間の使用でも負担が少なく、外耳炎や聴覚へのダメージなどの予防にもつながる。
フィット感が高く、イヤホンが耳穴から落ちることがなく、耐久性・防水性も高い

 

特に筆者の場合は、左耳穴の形状のせいか、カナル型やインナーイヤー型のイヤホンだと耳から外れて落ちることが頻発。これまで、外出時は首にかける左右一体型のイヤホン、自宅ではワイヤレスヘッドホンを使っていました。

しかし、骨伝導イヤホンを着けてみると、耳を塞がないので課題であったイヤホンの落下を心配することがなく、メガネを掛けている状態でも屋内外で快適に使えるようになりました。

 

Image: Amazon

Shokzのモデル選び、ポイントは?

記事公開時点、全7モデルの中でBluetooth対応の骨伝導イヤホン単体モデルは3種類。

・OPENRUN PRO(2022):ハイエンドモデル 骨伝導イヤホン 2万3880円
・AEROPEX(2019):ハイエンドモデル 骨伝導イヤホン 1万9998円
・OPENMOVE(2020):エントリーモデル 骨伝導イヤホン 9999円

公式サイトで3モデルを比較してみるといくつかの違いがありました。

・OPENRUN PRO
第9世代骨伝導技術で重低音を強化。連続再生10時間。急速1時間充電(マグネット式)、IP55防水、フルチタン。29g。
・AEROPEX
第8世代骨伝導技術で振動と音漏れを低減。連続再生8時間。2時間充電(マグネット式)、IP67防水、フルチタン。26g。
・OPENMOVE
第7世代骨伝導技術で第6世代と比べて音漏れを低減。連続再生6時間。2時間充電(USB-C)、IP55防水、ヘッドバンドチタン+ポリカーボネートイヤーフック。29g。

共通する仕様としては以下のとおりです。

デュアルノイズキャンセリングマイク
マルチペアリング
・対応プロファイル:A2DP, AVRCP, HSP, HFP
・ワイヤレス範囲:10m
・互換コーデック:SBC対応
・コマンドコントロール:多機能ボタン、ボリュームボタン

 

3モデルの機能などを一通りチェックして購入を決めたのが、OPENMOVE Shokzでした。

選んだポイントは単純に。1万円を切る価格です。

はじめての骨伝導イヤホンということもあり、仮に“失敗したぁ”となってもリスクが一番少ないわけなので。

でも実際には、この心配を裏切ってくれたので、ここからはOPENMOVE Shokzの使い勝手などについてまとめてみたいと思います。

 

2. 骨伝導イヤホンとして、屋内外で日常的に使うなら十分な音質

Image: Amazon

OPENMOVE Shokzが到着後まず試してみたのが、e-bikeでの走行時に外部の環境音がどのくらい聞こえるのかの確認でした。

装着後にiPhoneとのペアリングを済ませ、インストールしているAmazon Music Unlimitedで音楽を再生すると“いい感じの音”で試聴ができました。

もちろん音質は、音楽を楽しむために自宅でいつも使っているソニーのヘッドホン「WH-1000XM4」と比べれば違いはありありです。

 

でも、購入動機がそもそも違うし、音質に関しては重低音がもっと響けばいいのになとは思いますが、外部環境音が聞こえる仕様なので十分ではないかと感じました。

後ろから自動車が近づいてくる走行音も聞き取れたので一安心。これなら街中を走行していても安心感があります。

ズシッとくる重低音がお望みなら価格差1万円以上のOPENRUN PRO Shokzと聞き比べることをおすすめします。

 

次に行ったのはマルチペアリング。

OPENMOVE Shokzは2台のデバイスに同時接続(音声はどちらか1台のみ受信)ができるので、ソニーの4K液晶テレビとペアリングして視聴してみました。

筆者はJ:COMテレビのCS放送で海外ドラマや映画を見たり、Netflixの作品を楽しんだり、DAZNで欧州サッカーをテレビ観戦したり、YouTube動画を見るなど、テレビの前のソファーに数時間いることが多くあります。

 

特にテッペン(午前0時)近くになるとマンションの隣人に迷惑にならないように前述のWH-1000XM4を装着していましたが、OPENMOVE Shokzに変えてみると、とにかく快適でした。

なかでも大きな違いとして感じたのが、軽さと装着していても負担感がまったく気にならないこと。

WH-1000XM4は、長時間装着していると汗的なものがヘッドホンのイヤーパッドに付いているのではという感覚があり、使い終わるたびにウエットティッシュで拭いていました。

また、長時間の使用では耳全体を覆うので圧迫感があるのは事実。

 

でも、OPENMOVE Shokzには、そうしたムムッ? と感じることが一切なし。

電源をオンにすると勝手にテレビとペアリング。音量調節をするだけで快適な視聴がはじまり、長時間使用でも装着していることを忘れてしまうほどです。

 

前述の海外ドラマや欧州サッカー、地上波のバラエティー番組などは、音質にこだわらないので快適に活用できました。

気になる音漏れも、静かな部屋で使っていると少しだけ漏れている感覚はありましたが、日常的な使用で周囲に迷惑をかけることはなさそうです。

 

ただ、迫力のある映画やアーティストのライブなど、作品自体が音質にこだわっている場合や、没入したい場合は、WH-1000XM4を装着して楽しんでいます。

 

3. リモート会議などビジネスシーンでも快適。多彩なシーンで気軽に使えるのが最大の魅力

OPENMOVE Shokzには、右耳側に電源&音量+の兼用ボタンと音量−ボタン、左耳側にマルチファンクションボタンがあります。

 

音量+ボタンと音量ーボタンを同時に2秒間長押しするとイコライザ設定(音楽を聴くためのスタンダードモード、人の声を聞きやすくするボーカルモード、特定のオーディオでより低音が楽しめるイヤプラグモード)を切り替えることができます。

また、マイクのミュート/解除は、通話中に音量+ボタンと音量ーボタンを同時に2秒間長押し。

 

マルチファンクションボタンは、音楽の再生/停止(1回クリック)、再生中の音楽をスキップ(2回クリック)、前の曲に戻る(3回クリック)。

通話の応答/終了は、着信中および通話中に1回クリック。通話拒否は着信中に2秒間長押し。

最後にかけた電話番号にリダイヤルする場合は、アイドル状態で2回クリックすることでかけ直しができます。

 

また、デュアルノイズキャンセリングマイクは、周囲の騒音を取り除いてくれるので、安定した電話、リモート会議やビデオ通話ができました。

リモート会議では、骨伝導イヤホンを見たことが無い人も多く、“なにそれ?”と会議前の話題になることもあり、会話が温まったころに会議本番となるので別の意味で役立ちました。

 

見出しに「多彩なシーンで気軽に使えるのが最大の魅力」と書きましたが、ほかのイヤホンでも同様なことがあるので補足しておきます。

骨伝導イヤホンの最大の特徴は、気軽に使えることかなと思っています。気軽さ=いつでも・どこでも快適に使えるという解釈です。

 

だって、軽くてコンパクトなので持ち運びがラクだし、左右のこめかみの下あたりを挟むように装着すれば設定済みのスマホなどに自動ペアリング。

シンプルな操作で音量や音楽再生、通話応答ができ、耳の塞がず・覆わないので圧迫感が一切なし

なんなら稼働時間が切れるまで、何時間でも装着していられます。

 

これが、骨伝導イヤホンをはじめて使ってわかった、“意外に”ではなく“想像以上に”買ってよかったポイントです。

1万を切る価格で、これまでのワイヤレスイヤホンなどと比べても違和感なく使えるわけですから、絶対におすすめしたいですね。

特に筆者と同じように、耳の穴のサイズや形状により、カナル型やインイヤー型のワイヤレスイヤホンとの相性がよろしくない方は、店頭で試着してみてください。

これまでの悩みや不安が一掃されるはずですよ。

ということで、思いつくままに骨伝導イヤホン「OPENMOVE Shokz」のレビューとおすすめポイントをまとめてみました。

最近、ガジェット系ニュースでも骨伝導イヤホンの記事を見かけるようになったので、気になる方の参考になれば幸いです。

 

Source: Amazon , Shokz

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