最近、物騒ですよね。
ホームセンターでは、自宅の防犯グッズが売れているそうですが、筆者も外出時の不法侵入がチェックできる防犯カメラを玄関と室内に設置しました。
具体的には、SwitchBotのネットワークカメラです。
本記事では、設置から3カ月程度が経った使い勝手や注意点などをまとめてみました。
SwitchBotの防犯カメラを選んだ理由
Amazonで室内用の防犯カメラを検索すると、TP-LinkやWansview、COOAU、パナソニックなど、多種多彩なモデルが並びます。
ではなぜ、SwitchBotのネットワークカメラを選んだのか? 筆者の選択要件を簡単にまとめてみました。
理想的な防犯カメラの条件
・高解像度&F値の小さいカメラ/レンズであること。
・画角が広く、首振り機能があること。
・動体検知&追尾機能があること。
・録画保存ができること。
・アプリで外出先からコントロールできること。
・暗い場所でもクリアに見えること。
・Alexaに対応していること。
・5000円以下で購入できること。
基本的には、外出時にカメラを作動させて、在宅時はカメラをオフにする使い方を想定。
クリアで広角な映像で、不審な状況を感知したら追いかけて撮影できることは必須。
侵入者を発見したら、スマホのアプリにアラートを送信。外出先から映像を確認してアクションができることをイメージしていました。
100万画素では物足りないものの、500万画素になると撮影データ容量が大きくなり、価格も高くなる。
ほかのスマートホーム・デバイスと連携するならSwitchBotがよいだろうとチェックしてみると、300万画素でF2の集光レンズ。水平360度、垂直115度でカメラが回転。暗視にも強いなど、すべての条件をクリアしたSwitchBot 300万画素 ネットワークカメラを選びました。
防犯カメラは室内のどこに置くべきか?
室内に防犯カメラを設置している方々の情報をリサーチしてみると、設置場所はさまざま。
お子さんやペットの見守り用の場合は、テレビやテーブル、棚の上。
防犯用だと天井などの高所に設置。
筆者は防犯目的なので、最初は天井に近い高所にSwitchBotのネットワークカメラを逆さまにして両面テープで貼り付けて設置してみました。
でも重さに耐えきれなかったのか、数日後に落下。
賃貸マンションゆえに台座をネジで固定できないこと。さらには、電源ケーブルの取り回しも面倒なので、天井や高所に取り付けるのは断念しました。
次に置いたのは、ベランダ側のリビングにあるテレビの上。
テレビ画面の上に小物を置けるように、グリーンハウスのテレビボードを使っているので、SwitchBotのネットワークカメラを設置。
テレビと周辺機器をつないでいるコンセントに挿したのでケーブルが目立つこともありませんでした。
“これでいいかな”と思いました。
間取りの関係で、ベランダ側と玄関側からの侵入をSwitchBotのネットワークカメラで確認できるからです。
侵入者がリビングに来たら、SwitchBotのネットワークカメラに気づいて壊されることも想定されますが、その前にスマホにアラート通知が届くし、micro SDカードもしくは有料のクラウドに保存された映像で確認もできます。
なにより、ベランダの窓から入った場合、SwitchBotのネットワークカメラが目に入り断念するかもしれません。
ということで、天井から落下して以降、テレビの上が定位置になりました。
スマホアプリはかなり優秀。カメラが捉えた動体検知を即座に教えてくれる
上の左画像がSwitchBotのアプリのトップ画面。
筆者の自宅では、ハブミニを核にしてスマートプラグやデジタル温湿度計、LED電球など、SwitchBotのデバイスをいくつも連携させて利用しています。
見守りカメラと名付けたアイコンをタップすると中央の画像が開きます。
在宅中はSwitchBotのネットワークカメラをオフにしているので真っ暗ですが、その下には外出中に動体を検知した履歴が日時と一緒に記録されています。
なんでこんなにあるの? となるわけですが、これは開けっぱなしにした書斎にある、モニターのスクリーンセーバーが作動したときのもの。
Macをつけたまま買い出しに出かけることが多いので、そのたびに動体検知を通知してくれるのです。
モニターのちょっとした動きに反応するので、精度が高いのかなと感じています。
右画像は、ぼかしていますが上にモニターしている映像。
その下が各種の設定ボタンになります。
暗視カメラが作動するナイトビジョン、動体検出、動体追跡をオンにした状態で外出。
帰宅したら左上のプライバシーモードをタップするだけでSwitchBotのネットワークカメラが目を閉じてオフになります。
画面の一番したにある4つのアイコンの左から2番目。
十字アイコンをタップすると、上下左右の矢印キーの画面に変わり、レンズを動かしたい方向に変えることができます。
いまのところ侵入者の被害に遭遇していないので、SwitchBotのネットワークカメラが活躍する場面はありませんが、それはそれでなにより。
人生初の防犯カメラですが、あるだけで安心。
これが5000円以下で実現できるわけですから、安いものだと感じています。
ちなみに、筆者はまだ加入していませんが、SwitchBotのカメラデバイスの動画データを保存する有料の動画クラウドストレージプランが値下げしました。
スタンダード月額プラン(1台)が890円から498円に。
バリュー月額プラン(2台)が798円など、2台と3台設置に対応したプランも登場しました。
image: Amazon.co.jp