前回、【iPhone 15 Proメインカメラ計画 1⃣】として、Ulanziの撮影ライト付きスマホグリップをご紹介しましたが、今回は第2弾として購入したSmallrigのビデオリグキットをご紹介します。
ビデオリグのリグとは、カメラやスマホに外付けのマイクやストレージ、モニターなどを装着させて、撮影時の利便性や快適性を高めてくれる補助アイテムの総称。
ケージは、リグの中の1つとして捉えられているみたいですが、詳しことはSmallrigの公式サイトに紹介されているのでご確認ください。
とにかく、「iPhone 15 Proメインカメラ計画」にとって撮影の幅を広げるベースとなるので購入することにしました。
複数のメーカーから発売されているiPhone 15 Pro対応リグ / ケージ
iPhone 15 Pro対応リグ / ケージには2タイプあり、1つは上画像のようにiPhone 15 Proの側面を覆うようにしてコールドシューや1/4"-20 ネジ穴があり、ハンドルを取りつけるタイプ。
Googleで検索すると、SmallrigのほかNEEWERのビデオリグリグ / ケージを見つけることができました。
なかでも、購入したSmallrigのビデオリグキット(4397)は、ハンドルをワンプッシュで着脱できるクイックリリースシステムが新たに採用されのが大きな特長です。
横位置から縦位置に変更する際に取り外しと取り付けが超簡単になるのが、この商品を選んだ大きな理由になっています。
もう1つのタイプは、スマホのモデルを限定しない汎用型のリグ / ケージです。
サイズが合えばスマホを挟んだり、MagSafeで固定。本体の左右上下をそのまま握ったりハンドルを付けたりして撮影を行います。
MagSafe対応のリグ / ケージはMomentが最初にリリースしましたが、その後にSmallrigからも登場。
Smallrigのビデオリグ / ケージ(4399)は、前述のSmallrigのビデオリグキット(4397)に同梱されているハンドルを活用することができ、ハンドル単体で購入も可能。
MagSafe対応のiPhoneを使っている方におすすめです。
今回、Smallrigのビデオリグ / ケージ(4399)ではなくビデオリグキット(4397)を選んだ理由は、よりコンパクトな世界でどこまで動画撮影が楽しめるのかを確かめてみたかったから。
コールドシューや1/4"-20 ネジ穴が多ければ拡張性が広がり便利なことはわかりますが、それだと可能性がありすぎるので最初はミニマムな環境を楽しんでみようかなと。
また、MagSafeでiPhone 15 Proを手軽に着脱できるのはよいものの、MagSafe充電しながらの撮影はできません。
ビデオリグキット(4397)ならMagSafe充電しながらの撮影が可能。これも選んだ大きなポイントです。
とはいえ、iPhone 15 Pro専用なので新しいモデルに買い替えたらrigも買い替えが必要。
これをどう考えるかですね。
Smallrigのビデオリグキット(4397)をチェック
Smallrigのビデリグキットは、iPhone 15 ProとiPhone 15 Maxの2タイプが販売されています。
当時はAmazonでの取扱いがなかったのでiPhone 15 Pro用をSmallrigの公式サイトで購入しました。
ちょうどブラックフライデーセールのタイミングだったので、1万5590 円 → 1万3405 円とお得に買うことができました。
まずは開封の儀。
Smallrigはデザインや品質が高いお気に入りのブランド。
中身は知っているものの、箱を開けた瞬間に期待感が高まります。
中央にリグのボディが、左右にサイドハンドルがありました。
購入したポイントの1つであるハンドルのワンプッシュ着脱がこれまでのネジ式と比べてどこまで簡単にできるのかが気になっていました。
同梱物は上画像のとおりです。
リグ本体とサイドハンドル×2、サイドハンドルに装着する新機構のクイックリリースアダプター×2、マニュアル×2です。
サイドハンドルの上部は着脱式で、1つはシャッター機能があり離れた場所からワイヤレスでシャッターを切ることができます。
また上部を外すとコールドシューがあり、マイクやライトなど外付けデバイスを装着することも可能です。
とりあえず組み立ててみました。
サイドハンドルをリグに取りつける位置は上画像のとおりレンズ下に限定。
クイックリリースアダプターとサイドハンドルの固定位置は、上下で変更できます。
また、サイドハンドル下部の蓋を開くとそれぞれに六角レンチが収納されていました。
いちいちバッグやポーチから六角レンチを取り出すことなくハンドルの位置や外付けデバイスの着脱ができるので気が利いていますよね。
リグの裏側はこんな感じです。
サイドハンドルの着脱はクイックリリースアダプターの両側にある丸い縦長の部分をプッシュ(挟む)するだけで外すことができ、装着するときはプッシュ(挟む)してリグの穴にはめるだけなのでとても簡単、瞬時に行うことができました。
リグには、コールドシューが上部とレンズ横の2カ所、1/4"-20 ネジ穴が上下左右にあります。
ただ、1/4"-20 ネジ穴にサイドハンドルを装着するので、装着時は上下もしくは左右のいずれかを使用することになりそうです。
ハンドルとクイックリリースアダプターの画像です。
六角レンチの収納部分はマグネット?になっているようで、蓋を開けても落ちてくることはありません。
クイックリリースアダプターもしっかりした造りで、当たり前ですがリグに装着しても外れることはなく、手にして動いてもゆがむこともありません。
iPhone 15 Proを装着する際は、上画像にある開閉ボタンをプッシュするだけ。
ロック機構がしっかりしているので、カチッとはめるとホールドされます。
実際にiPhone 15 Proはリグの上部から入れてみました。
iPhone 15 Proの左右にあるボタン類はぴったりリグにはまるので問題なく操作できました。
サイズは163.2 x 89.3 x 17.1mm、重さは106g±5g。
素材はアルミニウム合金で、内側にシリコンが貼られているのでiPhone 15 Proをキズから守ってくれます。
すぅーっとスムーズに入りました。
さてさて、ビデオリグキットの概要がわかったところで、いよいよマイクやライトなどを装着してリグ本来の拡張性を楽しまないといけません。
下記画像は、Smallrigの公式サイトに掲載されている拡張例ですが、何を撮るかで装備を考えるべきなのはわかっていても、あれこれ揃えたくなる衝動を抑えられません。
【iPhone 15 Proメインカメラ計画】の第3弾では、Smallrigのビデオリグキットを拡張させるアイテムをご紹介します。
世界中で注目を集めているビデオリグキットなので、在庫不足により入手が難しかったモノもありますが、それぞれの特長や機能などをお知らせできればと思います。
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