今春に続々と登場したスマホの格安プラン。
いずれも20GBのデータ容量で月額基本料金は、NTTドコモの「ahamo」が2970円(1回5分までの通話定額込み)、auの「povo」が2728円、ソフトバンクの「LINEMO」が2728円。
そして、楽天モバイルの「 Rakuten UN-LIMIT VI」が、20GB超えても無制限で3278円。
かなり話題となっていたので、Y!mobileユーザーの筆者もお得になるならとキャリアの変更を検討していました。
でも最終的には、Y!mobileの新料金プランに変更することに決めました。
本記事では、どうして大手携帯キャリアの格安プランではなく、Y!mobileのプラン変更にしたのか。
その理由を説明してみたいと思います。キャリア変更を検討中の方の参考になれば幸いです。
こんな方におすすめ
- スマホの月額基本料金を、お得な料金で安くしたい方
- Y!mobileユーザーでキャリア・プラン変更を検討中の方
- 安心と信頼が高い大手3キャリアの系列ブランドにしたい方
新旧のY!mobileの料金プランを比較してみた
2021年3月までは、ワイモバイルの「スマホプランM」を利用。
データ容量が6GBで月額基本料金が4378円でした。
契約した翌月から1年間は基本使用料が1080円引になり、SIM単体契約特別割引が24カ月適用されて660円割引があり、3GB追加の9GBになる「データ増量オプション」月額550円が契約から2年間無料になる特典がありましたが、既に契約は3年目に突入。
特典がすべてなくなっていたのでデータ増量オプション550円になり、Enjoyパック550円(Yahoo!ショッピングで使えるショッピングクーポン毎月500円+買い物でいつでも最大8%相当を付与+パケット550円分)、AndroidスマホとiPad Pro用として1回線で複数のSIMを挿してデータ量を分け合えるシェアプラン539円、まとめて支払いとしてDAZNの月額1925円が月額基本料金に加算。
毎月の料金が、ユニバーサルサービス料3円を含めて、税抜だと7398円。税込で7945円となっていました。
ちなみに、Enjoyパックの550円は、Yahoo!ショッピングやPayPayモールで買い物をする際に550円分のクーポンとして利用できるため、実質無料で活用できるもの。
さらに、買い物時のポイントがアップして、550円分のパケット(0.5GB)分が毎月割引になるので、入らない理由はないのです。
そこでスマホ回線の固定費削減を目的に、前述の大手3キャリアの系列で月額料金が安くなるならと、あれこれ調べてみました。
プラン選びの基本情報
・Yahoo!ショッピングでの買い物がお得になるソフトバンク / ワイモバイルのメリットをそのまま生かすべきかも。
・シェアプランは、AndroidスマホとiPad Proともに持ち歩く回数が減ったので不要に。
・まとめて支払いのDAZNの料金は変わることがないので気にしないことに。
ということで、ソフトバンクとワイモバイルの2択となりましたが、ワイモバイルが一番お得な気がしたのでした。
その理由は、ソフトバンクは大容量プランは安くなるものの、3GBなどになるとワイモバイルの方が安いこと。
また、LINEMOは、「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」「LOHACO」で買い物する際のメリットや、雑誌・マンガが読み放題になる「読み放題プレミアム」など、「Yahoo!プレミアム」専用のサービスや特典が受けられなくなること。
ワイモバイルのプラン変更だけで、月額3000円弱も安くなった
そこで、4月分からワイモバイルの新料金プラン「シンプルS」にすることにしました。
月額の固定費は上図のとおり、月額基本料金が2178円に、オプションサービスとまとめて支払いを加えた合計が5228円。
まとめて支払いのDAZN月額料金1925円を除くと、3303円。
毎月2717円、年間で3万2604円も安くすることができました。
さらに、国内通話が10分間かけ放題の「誰とでも定額」770円は、1カ月試して770円分の通話をしていないことが判明したので解除。
月額基本料金2178円+オプションのEnjoyパック550円=2728円、安くてお得なスマホ料金になりました。
また、ワイモバイルでは8月開始予定で、余ったデータを無駄なく使える「データくりこし」が登場。
少ない3GBのプランでも、データ量の使いすぎによる足りなくなる心配が軽減されることになるんです。
月額基本料だけを比べるのではなく、そのほかの特典も含めて検討してみるのが大事
月額基本料金だけを比較してみると、NTTドコモの「ahamo」が20GBで2970円(1回5分までの通話定額込み)で、ワイモバイルの「プランS」は3GBで2178円。
月額792円の差で使えるデータ容量は格段に違います。でも、逆に言えば、3GBで十分な筆者にとって、20GBにすることで年間で1万円弱の差額になるので無駄に。
また前述のとおり、Yahoo!ショッピングやPayPayモールの支払いをPayPay残高払いにしている筆者にとって、ワイモバイルを利用することで得られる、キャッシュバックのような最大30%を超えるポイントの付与は魅力的です。
たとえば、ダイキンの加湿空気清浄機を2台購入。支払合計は13万6390円でしたが、PayPayボーナスのポイント付与が4万907円+Tポイント付与が1363ポイントあり、合計で実質4万2270円の割引に。
そのうち、プレミアム会員特典 +2%=2726円相当、Enjoyパック PayPayボーナスライト(+5%)=1000円相当、、ソフトバンクスマホユーザーじゃなくても!毎週日曜日は+5%ー1000円の、合計4726円がワイモバイルを利用していたから得られた金額でした。
ももちろん、Amazonで購入することもあり、欲しいモノは価格.comで調べていますが、Yahoo!ショッピングやPayPayモールのキャンペーンを利用すると安くてお得になるケースが多いのも事実です。
同じように、NTTドコモ+dポイント+ひかりTVショッピングの組合せもあるかと思いますが、月間のデータ容量が3GBで十分な筆者にとっては、ワイモバイルが最もお得になる、使い勝手もよいスマホのプランでした。
Source: ワイモバイル