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折りたたみiPhone vs 20周年モデル比較|今年買う人・2027年まで待つ人の分かれ目

2026年9月8日

※本記事の一部にはアフィリエイト広告を利用しています。

日本時間2026年9月10日午前2時、Appleイベントが控えています。

今年はついに初の折りたたみiPhoneが登場するといわれていて、ガジェット好きとしては落ち着かない時期です。
ただ、翌2027年は初代iPhone登場からちょうど20周年。「歴史的なデザイン刷新がくる」というリークが並ぶなかで、今年40万円近くを出すのが正解なのか、決めきれない方も多いのではないでしょうか。

筆者も同じところで止まったまま、海外リーカーの発信を片っ端から追いかけました。
なお、本記事の価格・スペックは2026年9月2日時点の予想・リーク情報であり、確定情報ではない点を先にお断りしておきます。

【結論】今年のモデルを買うべき人・2027年まで待つべき人

✔ 今年(2026年)に買うべき人

  • 世界初のApple製折りたたみを、誰よりも早く自分の手で使いたい人
  • 今の端末のバッテリー最大容量やストレージが限界にきている人
  • 可変絞りや2nmチップなど、カメラと処理性能の実利を今すぐ取りたい人
  • 下取り額が高いうちに手持ちの端末を手放したい人

✗ 2027年の20周年モデルまで待つべき人

  • デザインの刷新に価値を感じる人。四辺曲面ガラスは10年に一度の変更です
  • 折りたたみに望遠レンズを求める人。初代は望遠が省かれる見込みです
  • 30万円台の初物より、課題が洗い出された第2世代を選びたい人
  • 今の端末があと1年は問題なく使える人

今年(2026年)と20周年モデル(2027年)は何がちがうのか

まず全体像を並べます。どちらも予想・リーク値です。

項目今年(2026年)20周年モデル(2027年・予想)
発表時期2026年9月10日(日本時間・告知済み)2027年秋
折りたたみ初代(iPhone Ultra/Foldと呼称)第2世代
折りたたみの生体認証側面電源ボタンのTouch ID(Face ID非搭載)Face IDの搭載に期待
折りたたみのカメラ背面デュアル4800万画素・望遠なし望遠の追加に期待
Proの前面Dynamic Islandが約35%縮小(20.7mm→13.5mm)画面下Face IDで切り欠き消失を目指す(不確定)
Proのデザイン現行フォームファクタの延長四辺曲面ガラス、ベゼル約1.1mm
ボタン物理ボタンソリッドステート(感圧式)
チップA20/A20 Pro(TSMC 2nm)さらに次世代のAチップ
想定価格18 Pro:1,299〜1,399ドル/折りたたみ:2,299〜2,499ドル標準モデル:1,000〜1,399ドル

こうして並べると、今年が「新しい形を出す年」、来年が「形を完成させる年」という位置づけの差がはっきりします。

今年のモデルで「妥協」になるのはどこか

折りたたみは望遠レンズもFace IDも省かれる見込みです

初代の折りたたみiPhoneは、社内では「iPhone Ultra」と呼ばれているとMark Gurman氏が伝えています。外部5.5インチ・内部7.8インチ、閉じた状態で9〜9.5mm、開いた状態で4.5〜4.8mmという薄さが予想されていて、ヒンジにはリキッドメタル、筐体にはチタンとアルミニウムが使われるとされています。折り目についても、台湾UDNが深さ0.15mm未満・角度2.5度未満とほぼ視認できないレベルだと報じました。

ただし、その薄さと引き換えに省かれるものがあります。生体認証はFace IDではなく側面電源ボタンのTouch ID。背面カメラは4800万画素のデュアル構成で、望遠レンズは非搭載という予想が複数のリーカーから出ています。予想価格は2,299〜2,499ドル、日本円では約37万円から40万円(税込・執筆時点の予想)という水準です。

40万円近い金額を払って、望遠での撮影ができない。カメラを重視する人にとっては、ここがいちばん重い妥協になります。

iPhone 18 Proは「穴が小さくなるだけ」の年です

iPhone 18 Pro側の目玉は、TSMCの2nmプロセスで製造されるA20 Proと、メインカメラの可変絞りです。処理性能は15〜18%向上、電力効率は約30%改善するとみられ、メモリは12GB、ストレージは256GBスタート。バッテリーもProで約4,288mAh、Pro Maxで約5,567mAhへ増える見込みです。中身の進化としては十分に立派です。

一方で、前面のデザインは大きく変わりません。Dynamic Islandは幅20.7mmから約13.5mmへ、約35%縮小するといわれていますが、画面上の切り欠きそのものは残ります。「ノッチのないiPhone」を待っている人にとっては、今年はまだゴールではないということです。

なお、今年秋に発売されるのはProとPro Max、そして折りたたみの3機種で、無印のiPhone 18とiPhone 18eは2027年春に回されるとみられています。

値上げはすでにはじまっています

見落とされがちですが、価格の話も重要です。メモリ(DRAM)価格の急騰で、iPhone 18 Proの部品原価は前世代比で約38%上昇したと報じられています。その結果、iPhone 18 Proは日本で約21万円から25万円、Pro Maxは約23万円から27万円(いずれも税込・執筆時点の予想)という予想が出ています。

つまり「今年は高いから来年まで待つ」という判断は、価格面では必ずしも成立しません。20周年モデルの標準モデルも1,000〜1,399ドルという予想が出ていて、待った先に安い買い物が用意されているわけではないのです。

2027年の20周年モデルに期待されていること

四辺曲面ガラス|iPhone X以来のデザイン刷新

2027年のモデルは「iPhone 20」あるいは「iPhone XX」と呼ばれ、iPhone 19という名前はスキップされるという見方が有力です。Bloombergの報道によると、Appleは前面ディスプレイの四辺すべてをカーブさせ、フレームへなだらかに落ちこむ形状を検討しています。ベゼル幅は約1.1mmで、iPhone 17 Proの約1.44mmよりさらに細くなる見込みです。

屈折を利用して画面の縁を視覚的に消し、1枚のガラスのように見せる。ホームボタンを廃したiPhone X以来、10年ぶりの外観刷新になるという期待は、たしかに大きなものがあります。

画面下Face IDとソリッドステートボタン

もうひとつの目玉が、画面下に埋め込まれるFace IDです。Dynamic Islandを廃止し、センサー類をディスプレイの内側へ隠す構造が目指されています。あわせて、電源・音量などの物理ボタンをすべて廃止し、感圧センサーとTaptic Engineによる触覚フィードバックで置き換えるソリッドステートボタンも噂されています。カメラ側では、画素ごとに光の量を調整して白飛びと黒つぶれを抑えるLOFICセンサーの採用も伝えられています。

折りたたみ第2世代は「望遠あり」になるか

折りたたみについても、2027年の第2世代では初代の課題が解消される方向で語られています。ヒンジの小型化と軽量・薄型化、内部構造の最適化による望遠レンズの追加、Face IDの復帰。初代で市場のフィードバックを受けたあとの「本命機」という位置づけです。

待ち戦略に潜む3つの落とし穴

ここまで読むと「やはり待ちが正解」と思えてきますが、待つ側にも相応のリスクがあります。ここを見ないまま1年を過ごすのがいちばん危険なので、正直に書きます。

落とし穴①|完全フルスクリーンは実現しないかもしれません

最大の懸念がこれです。中国のリーカーである定焦数码(Fixed Focus Digital)は、Appleが画面下埋め込み技術の進展に苦戦しており、結果としてDynamic Islandの段階的な縮小にとどまる可能性が高いと投稿しています。

技術的な理由もはっきりしています。Face IDのTrueDepthカメラは投光イルミネーター・ドットプロジェクタ・赤外線カメラの3つで構成されていますが、現状で画面下配置の見通しが立っているのは投光イルミネーターのみ。残る2つは有機ELパネルによる赤外線の吸収・散乱の影響を受けやすく、透過率が落ちて認証精度を保てないとされています。ディスプレイ分野の専門家であるRoss Young氏も、Dynamic Islandは縮小はしても完全には消えないという見方を示しています。

1年待った結果、切り欠きが少し小さくなっただけ。この結末は決して低い確率ではありません。

落とし穴②|20周年モデルも結局は「初物」の塊です

冷静に考えると、四曲面ガラスも画面下Face IDもソリッドステートボタンも、すべてiPhoneにとっては初採用の技術です。曲面ディスプレイは耐久性が課題とされていますし、感圧式ボタンは手袋をしたときや水中での挙動が読めません。全面ガラス案の一部が破棄されたという情報も出ています。

「初代折りたたみは初物だから避ける」という理由で待つのであれば、20周年モデルもまた初物であるという事実は、同じ天秤に載せる必要があります。

落とし穴③|待つあいだに下取り額は下がります

手持ちの端末を下取りに出す前提なら、時間は敵です。新モデル発表後、旧モデルの中古相場は10〜20%下落するのが過去の傾向で、iPhone 14 Proでは発表後2カ月で約1万5000円から2万円の下落が確認されています。1年待てば、その分だけ手持ちの資産価値は目減りします。

「20周年モデルのために資金を貯める」という発想は健全ですが、下取り額の下落分は、貯めるスピードを静かに削っていく要素だと理解しておいてください。

1年待つと決めたら、今の端末をどう使い続けるか

待つと決めた場合、問題は「今の端末があと1年もつか」に変わります。ここは対策が用意できます。

バッテリー交換で延命する

いちばん費用対効果が高いのがバッテリー交換です。AppleCare+に加入していれば、バッテリーの最大容量が80%を下回った場合に追加料金なしで交換できます。未加入でも、正規サービスでの交換費用は新品を買う金額とは桁がちがいますし、正規外の修理店なら約5000円からという価格帯も見かけます。

「バッテリーの持ちが悪いから買い替えたい」という動機であれば、交換で解決するケースがほとんどです。20万円の判断を、まず1万円以下の判断に置き換えられないかを考えてみてください。

iOS 27はiPhone 11以降が対象。ソフト面はまだ戦えます

2026年に発表されたiOS 27の対応機種はiPhone 11以降で、iOS 26から据え置きの広い対応幅になりました。

ここ数年に買ったモデルなら、アップデート対象から外れるのはまだ先です。「サポートが切れそうだから今年買う」という理由は、現時点では成立しません。

予算はアクセサリーに逃がさない

1年待つと決めたなら、今の端末を安全に使い切るための投資に絞るのが正解です。

保護ガラス、ケース、モバイルバッテリー、MagSafe対応の充電器あたりは、Amazon・楽天市場ともに取扱いが豊富で、合計しても、新しい端末に手を出す金額とは桁がちがいます。ここで新しい端末に手を出すと、待つ意味そのものが消えてしまいます。

用途別|結局どうすべきか

  • 世界初の体験に価値を感じる人 → 今年の折りたたみiPhone。望遠なし・Touch IDという条件を受け入れられるかがすべてです
  • カメラを最優先する人 → 今年のiPhone 18 Pro。可変絞りと望遠の大口径化は、来年まで待っても折りたたみには載りません
  • デザインの刷新を待ちたい人 → 2027年の20周年モデル。ただし完全フルスクリーンは実現しない可能性を織りこんでおいてください
  • 折りたたみが本命の人 → 2027年の第2世代。望遠とFace IDが戻るなら、価格差以上の意味があります
  • 今の端末に大きな不満がない人 → バッテリー交換で1年つなぐ。20万円の判断を先送りできます

まとめ

ということで、今年のモデルと2027年の20周年モデルを、リーク情報と待ち戦略のリスクの両面から整理してきました。

今年の折りたたみiPhoneは望遠レンズとFace IDが省かれる見込みで約37万円から40万円、iPhone 18 ProはA20 Proと可変絞りを積みながらもDynamic Islandは縮小止まり。一方の20周年モデルは四辺曲面ガラスと画面下Face IDという夢がある反面、定焦数码やRoss Young氏の指摘どおり完全フルスクリーンが見送られる可能性も残っています。

待つこと自体は理にかなった戦略ですが、20周年モデルもまた初物であること、待つあいだに下取り額が下がることの2点は、天秤にきちんと載せておきたいところです。今の端末に致命的な不満がないなら、まずはバッテリー交換で1年を買う。この選択肢がいちばん損をしにくいと筆者はみています。

筆者はというと、望遠レンズのない40万円にはどうしても踏みきれず、今回は見送り側に傾いています。とはいえ9月10日の発表で予想が外れる可能性も十分にあるので、当日は起きて見届けることになりそうです。

ではでは...

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