以前、メンズファッション誌の仕事で木製ハンガーの取材をしました。
こだわりの逸品を紹介するような頁で、訪れたのは半世紀以上に渡りハンガーを作り続けている長塩産業。
担当の方から「洋服は着ているときよりもハンガーにかけている時間の方が長いので、それなりのハンガーを使って型崩れなどを予防して、上質のジャケットやコートなどを理想的なシルエットのまま収納して欲しいですね」というような話を聞きました。
確かにそうなんですよね。
それから、それなりのスースやジャケット、コート類には長塩産業のハンガーを利用させてもらうようになりました。
でも、ファストファッションの衣類は、日常着としての価値は充分にあるものの、そこまででもないかなと思ったりします。
そこで今回は、木製でショルダー部分に型崩れ防止のラウンド型の太さがあるタイプ、しかも値段が安いものを探していました。
-
ジャケット・シャツ・パーカーで使い分ける、コスパが高いハンガーの選び方・使い方 - レコメンド・マニア
recommend-mania.com
見つけたのは、ニトリのスーツ・ジャケット用木製ハンガー。
なんと価格はひとつ190円(税抜)。
ファストファッション系の衣類を数えるとそれなりにあったので、20本まとめて購入しました。
合計金額は4000円ちょっと。とんでもなく安かったです。
実際に利用してみると、長塩産業のハンガーとは比較にはなりませんが、45センチ幅で、ショルダー部分にしっかりフィットしていていい感じです。パンツをかける横位置の部分も木製なのでズレ落ちることはありません。
1万円もしないような衣類には充分だと思います。
でも、もしブランド製の高額なジャケットやスーツだとしたら、用途・種類・サイズで自分の服にマッチしたものが選べる長塩産業のハンガーがおすすめです。