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テールライトは必要? 自動点灯は? からはじまって『G keni テールライト Q5』を選んだ理由

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テールライトは必要? 自動点灯は? からはじまって『G keni テールライト Q5』を選んだ理由

image: recommend-mania

サブスクe-bike『MIYATA EX-CROSS e』に乗りはじめてから1カ月。

11月後半に近くの公園へ紅葉を見に行くつもりが、仕事が早くも年末進行に突入。寒くて外出が億劫になったこともあり、あまり乗れていません。

でも、Amazonブラックフライデーがはじまり、e-bike用に何かお得なアイテムはないかなと仕事の合間に物色してみると、以前から気になっていたテールライトが20%OFFと安くなっていました。

リフレクターは標準装備。昼間しか乗らないけど、テールライトは必要なのか? 

そんなe-bike / 自転車の初心者ですが、『G keni テールライト Q5』を購入することにしました。

ここでは、選ぶ前にあれこれ悩んだこと、選んだ理由をご紹介します。

e-bike / 自転車にテールライトは必要なのか?

テールライトは必要? 自動点灯は? からはじまって『G keni テールライト』を選んだ理由

そもそもテールライトはe-bikeや自転車に取り付けなくてはいけないのか?

よくわからなかったので、確かな情報を確認しようと警察庁の公式サイトで確認してみました。

夜間のライトの点灯等
自転車は、夜間はライトを点灯しなければいけません。 また、反射器材を備えていない自転車(尾灯をつけているものを除く。)を夜間に運転してはいけません。
【根拠規定】第52条、第63条の9 道路交通法施行令第18条、道路交通法施行規則第9条の4、都道府県公安委員会規則
【罰 則】5万円以下の罰金等

夜間(日没時から日出時までの時間)に走行する場合は、リフレクター(反射板)もしくは、テールライトが必要とのことでした。

 

また、テールライトの明るさや視認性に関しては、筆者が住む東京都の道路高越規則によると以下のとおり。

第9条 令第18条第1項第5号の規定により軽車両(牛馬を除く。以下この条において同じ。)がつけなければならない灯火は、次に掲げるものとする。
(1) 白色又は淡黄色で、夜間、前方10メートルの距離にある交通上の障害物を確認することができる光度を有する前照灯
(2) 赤色で、夜間、後方100メートルの距離から点灯を確認することができる光度を有する尾灯

 

ここまで確認してみると、夜間の走行時にリフレクターがあれば十分でなのかなと思ったりしましたが、安全性を高める意味では備えあれば憂いなしだろうし、テールライト自体は安価なので、e-bike / 自転車の初心者としてはテールライトを購入すべく、どんなものがよいのかリサーチしつつ探してみました。

 

テールライトに求められるスペックは?

テールライトは必要? 自動点灯は? からはじまって『G keni テールライト』を選んだ理由

テールライトに必要なのは、前述のとおり「赤色で、夜間、後方100mの距離から点灯を確認することができる光度を有する尾灯」。

 

100mの距離から確認できる明るさとは?

あれこれウェブ検索してみると、出典先は明記されていないものの、後方100mの距離に対して「明るさは10~15ルーメンが目安」との記載を多く確認できました。

ルーメン(lm)とは、光の明るさを示す単位の1つで、照明器具などにも記載されていますよね。

では、10~15ルーメンとはどのぐらいの明るさなのか?

1ルーメンは、1m先のローソクの光を手元で確認できる明るさとのことなので、1m先にローソク10本〜15本あるということですね。

なんとなく心許ない気もしますが、「100mの距離から点灯を確認できる」ことが重要で、100m先のモノが見えなくてもいいわけですからね。

 

電源は、電池交換式か、充電式か?

テールライトの電源は、単3や単4などの電池タイプか、内蔵のリチウムイオン電池にUSBケーグルで充電するタイプのいずれかが一般的。

電池交換式は、電池が切れたら交換が必要ですが、コンビニなどで手に入るので切れても安心
充電式と比べて価格が安く、USB充電式よりも使用時間が長いのが特徴。
ただ、電池交換式は、電池を入れるためサイズが大きく重くなってしまうのがデメリット。

ちなみに、キャットアイ(CAT EYE) のテールライト『OMNI3 AUTO 』1755円は、単4形アルカリ電池2本で、点灯/約100時間、点滅/約200時間、ラピッド/約350時間。
※執筆時点のAmazon価格。

キャットアイ(CAT EYE) のセーフティライト『RAPID micro AUTO』3602円は、明るさが15ルーメンで、リチウムイオン充電池への充電はUSBケーブル接続で約2時間、使用時間は点灯/約6時間、オルタネイト(交互点滅)約24時間、ラピッド/約35時間。
※執筆時点のAmazon価格。

充電式は、バッテリーが切れたときにモバイルバッテリーなどがなければお手上げ状態ですが、コンパクトで軽く、デザインも豊富
充電には時間がかかり、充電池には寿命があるものの、維持費が安いのがメリット

筆者は、重い×デカいは避けたいのでUSB充電タイプを選択

次の選択項目へと進みました。

 

ブレーキをかけたときの明るさが重要?

 

充電式のテールライトを探すことにした筆者は、「10~15ルーメンを目安にした明るさ」以上のタイプについて情報を集めることにしました。

すると、快適な自転車の乗り方やおすすめのアイテムを紹介しているサイクルショップのYouTubeチャンネルで、“ブレーキをかけたときに明るいモデルを選ぶべき”と話していました。

その理由は〜

・テールライトやブレーキランプは、後方の自動車などに自分の存在を知らせることが主目的。
・走行時の明るさよりブレーキをかけたときにより明るい方が相手に注意を呼びかけて気づかれやすい

確かにそうですよね。相手がブレーキに気づかず、後方からの衝突するケースが多いわけですから。

サイクルショップが推していたテールランプは、Amazon Choiceの『OLIGHT(オーライト) RN120』。

ブレーキがかかると、自動的に120ルーメンで3秒間点灯。後方のクルマなどに自分の存在をアピールしてくれるモデルです。

テールライトは必要? 自動点灯は? からはじまって『G keni テールライト』を選んだ理由

15〜20ルーメンの目安から、一気に120ルーメンへ。

120ルーメンは、LED懐中電灯によくあるスペックで、あるモデルの紹介記事では“照射距離は最大約74mまで照らすことができる”とのこと。

かなりの明るさですが、先ほどのYouTubeチャンネルでは、“夜間だけでなく、テールライトを昼間もつける場合は、このぐらいの明るさがないと後方の相手が気づきにくい場合がある”と話していました。

実際に昼間の走行で20ルーメンの場合と120ルーメンの場合を比較した動画を見ましたが、20ルーメンだと点灯しているのかわからない状態。

一方、120ルーメンだと、よそ見をしていなければ後方のクルマが気づく明るさ。

 

筆者は夜間走行することはほとんどなく、昼間の明るい時間帯の走行でも念のためテールライトを点けて乗る予定なので、この話はグッと刺さりました。

では、『OLIGHT(オーライト) RN120』を選べばよいのではと思いましたが、1つ気になることがあったので選びませんでした。

それは、満充電からの使用時間が短いこと。

常時点灯には、ロー・ミドル・ハイの3つから明るさを選べますが、20ルーメンのローだと5時間10分、45ルーメンのミドルだと2時間50分、80ルーメンのハイだと1時間30分。

1回の走行時間で考えれば十分ですが、こまめに充電するのは面倒臭いですよね。

電池残量表示はあるものの、充電を忘れてしまったらテールライトの意味が果たせないし。

 

でも、かなりスペックは優秀です。

OLIGHT(オーライト) RN120

・通常点灯、フラッシュ、スマート3つの点灯モード。
・照射距離は、120ルーメンで1500m。
・照射範囲は、260°に広がる広範囲の視認性。
・内蔵の高感度赤外線が周囲の環境により自動的に明るさを調整。
・モーションセンサーにより、ブレーキがかかると自動的に120ルーメンで3秒間点灯。
・0%からフル充電までの時間は約1時間。
・重さはわずか26g。
・取り付けるは、サドルマウントとシートポスト用のストラップが同梱。
・IPX6防水・1m耐衝撃・2年保証。

帰宅したら充電する習慣を身につければ何も問題はなく、逆に使い勝手を考えたスペックと設計になっているので、サイクルショップがおすすめするのもわかります。

でも筆者は、さまざまな優秀な機能があることをおさえつつ、さらなるテールライト選びの道を進むことにしました。

 

自動点灯 / 自動消灯などの機能は、走りを快適にしてくれるのか?

『OLIGHT(オーライト) RN120』を知ったことで、快適な走行をサポートする機能があることを知りました。

そこで、昼間の走行でテールライトを使用することを想定した、あると便利な機能を考えてみました。

チェックリスト

・ブレーキをかけると自動的に120ルーメンの明るさで数秒間点灯する。
・常時点灯の明るさは80ルーメン程度。
・周囲の明るさにより自動点灯。
・信号待ちなど停車時は自動消灯。
・1回の充電で長時間の使用ができる。
・バッテリー残量表示。
・簡単に取り付け・取り外しができる。

あれこれまとめてみましたが、結局は『OLIGHT(オーライト) RN120』の機能をそのままに、フル充電からの使用時間が長いモデルということになりました。

停車時に点けっぱなしだとバッテリーが消費するので自動消灯は欠かせません。

 

点灯・点滅問題って結局どうなの?

自転車用ライトは常時点灯なのか、点滅もありなのか。ウェブサイト検索してみても賛否がわかれます。

前述した東京都の道路高越規則では、夜間の走行時に「赤色で、夜間、後方100メートルの距離から点灯を確認することができる光度を有する尾灯」と点灯と書かれていますが、東京都の公式サイトには別の見解があります。

夜間、自転車を走行する際には、点滅・点灯を問わず10メートル先を照らすことができる明るさと、白色もしくは淡黄色の前照灯をつけて走行しなければならず、御意見のあった点滅式ライトについて、この基準を満たしていれば違法ではありません。

同サイトに掲載された警視庁の見解は以下のとおりです。

点滅式ライトの使用自体は道路交通法等に違反するものではありませんので、同ライトの使用のみをもって取り締まることはできません。

前照灯(フロントライト)と尾灯(テールライト)では役割が異なりますが、仮にテールライトだけなら常時点灯が基本だとしても、リフレクター+補助灯としてテールライトを点滅させるのであれば問題ないのでは、というのが個人的な見解です。

とはいえ、交通ルールを遵守することは当たり前のことなので、市町村への確認が理解する一番の近道かもしれません。

 

OLIGHT(オーライト) RN120を超えた? G keni テールライト Q5にした6つの理由

タイトルにあるように、『G keni テールライト Q5』をAmazonブラックフライデーで通常価格の20%OFF、1880円で購入しました。

この商品を購入するまでにあれこれ調べては悩んでを繰り返しましたが、選んだ理由をまとめてみました。

 

1. とにかく明るい

G keni テールライト Q5』のスペックリストには、「高輝度COB光源を採用。120ルーメンという驚異の明るさを実現しました」とあります。

実際に光度計で計測したわけではなく、ほかのライトと比較もしていませんが、かなりの明るく感じます。

ちなみに、「Enscaレンズを採用、明るさが55%アップ」とも記載されていますが、COB LED + Enscaレンズの組み合わせは、光源が明るいのに眩しくなく、雨や霧にの夜間でもはっきりと見えるそうです。

照射範囲も180°あるそうなので、後方だけでなく横側にも気づいてもらえそうです。

 

2. 長時間の使用が可能

Image: Amazon

フル充電の状態から使用して常時点灯の使用時間が20時間

『OLIGHT(オーライト) RN120』より4〜13倍のバッテリー持ち。

4つの点灯モードがありますが、光が強弱して点滅するラピッドやフラッシュは、少し離れた距離から見ていると目がチカチカするので、後方にいる人にとっては少し迷惑かなと思ったので、点滅というよりはジワッと明るさの強弱が変わる呼吸点滅(40時間使用可能)もしくは、常時点灯で利用する予定です。

この使用時間は、ブレーキをかけたときに明るくなる「スマートブレーキランプ」を走行時に何回利用するかでバッテリー消費も変わるので一概にはいえませんが、とにかく長時間の使用ができることは筆者にとっては正義です。

ちなみに、電池残量表示は下画像のとおり4段階で表示。

ただ、充電は付属のMicro USBケーブルで行いますが、0%からのフル充電までの時間は記載なし。

実際に試してみないとわかりません。

 

3. ブレーキをかけると明るくなるスマートブレーキランプ

Image: Amazon

ブレーキをかけると、Q5テールライトが自転車のスピードダウンを感知して、ブレーキランプを点灯させ後方に注意を促してくれるスマートブレーキランプ。ただし、常時点灯モードでは非対応。

むむ、ブレーキランプをかけると点灯、常時点灯モードには非対応ということは、常時点灯は120ルーメンでつきっぱなしなので、ブレーキをかけても変化なし。

ということは、いつも呼吸点滅モードにしておいて、ブレーキ時に120ルーメンで点灯させるのがよいのかな?

 

4. 自動点滅・自動消灯なので手間いらず

Image: Amazon

走行中にトンネルに入ったり夕暮れなど暗い場所で振動を検知すると自動的に点滅してくれるそうです。

また、自転車の停止(30秒間の振動がない)ををセンサーが検知すると約50秒後に自動消灯する機能もあります。

ただし、これらの機能は常時点灯モードでは非対応。そりゃそうですよね。

 

でも、自動的に周囲の環境に合わせて明るさを調整する機能はないようです。

ということは、昼間は常時呼吸点滅にしておけば、自動点滅は関係なくなり、自動消灯には対応してくれるってことですね。

これで乗る前のセットアップがつかめた感じです。

 

5. サドル下とシートポストに装着できる

 

G keni テールライト Q5』には、サドルマウントとシートポスト用のストラップが同梱されています。

 

 

シートポストには、指紋認証でロックを解除するワイヤーロックを取り付けているので、サドルマウントに取り付けることにしました。

 

でも、購入前に一番気になっていたのが、「2つの取り付け方は、99%の自転車と互換性がある」と記載はあるものの、本当にサドル下にとりつけられるのか、という点でした。

でも、実際に試してみると装着できました。少し手で動かしてみましたが、ぐらつくこともないようです。

ちなみに、サドル下のレールに固定する場合は、マウントの左右にあるフックを付属のレンチで広げて幅を調整できます。

広げない状態でのフック内側の長さは、約5cm。

フックを外れない程度に広げた場合は、約5.5cmちょっとで6cm弱。

もし装着できなかったらシートポストのワーヤーロックの位置をずらしてなんとか取り付けるか、以前購入したヘルメット『OGK KABUTキャンバスアーバン』の後頭部側にストラップで取り付ける予定だったので、そこまで不安ではありませんでしたが、装着できてなによりです。

 

6. 2000円以下で、機能的なテールライトが手に入る

Amazonブラックフライデーのおかげで、20%OFFの1880円で『G keni テールライト Q5』がお得に購入できました。

『OLIGHT(オーライト) RN120』3895円と比較して筆者の用途では機能面でそれほど大きな差がないのに、通常価格2350円でも機能+コストでかなり優秀だと思います。

テールライトを装着してから、まだ1度しか乗っていないし、走行時には自分の目線に入らないので、スペックとおりの機能があるのかわかりませんが、よい買い物ができた気がします。

 

Source: Amazon(1 , 2

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