α6000のズームレンズにプラスする2本目のレンズは何を買うべきなのか?」悩んでいました。
最終的には実機でファインダーを覗いてみないと判断がつかないと思い、最寄りのビックカメラ「ラゾーナ川崎店」に行ってみました。
するとそこには、ソニーのカメラ部門を定年退職され、ソニー製品専門に説明してくれるアドバイザーがいらっしゃいました。
α6000を利用されていているそうで、レンズごとの違いがわかるようにと、ご本人が撮影された画像を大型液晶モニタで説明してくれました。
売らんかなというスタンスがまったくなく、もの作りのひとりとして、心からソニーのカメラを愛していることが感じられ1時間近くお付き合いしてもらいました。
決め手は、35mmレンズの汎用性とクローズアップレンズの組合せでした
SEL35F18とSEL50F18の違いを実機でファインダーを覗いたり、大型モニターで実際の画像を比べてみたりしましたが、SEL35F18にしようと決めた理由には2つありました。
1つ目は、「単焦点レンズで何を撮影したいんですか?」と聞かれて「物撮り、ポートレートなどで背景をぼかして撮りたい」と答えた後の説明でした。
α6000にSEL35F18とSEL50F18をそれぞれ装着して液晶モニターに店内を映し、35mmと50mmの画角の違いを見せてもらいました。
さらに、2本のレンズの特長を下記のポイントで説明してくれました。
【SEL50F18】
・レンズを35mm判に換算すると1.5倍になるので、SEL50F18は75mm相当の中望遠レンズ。
・物撮り、ポートレートには向いています。
・開放F値が1.8の明るいレンズで光学手ぶれ補正機能もあるので、暗いシーンでも手持ちで簡単に撮影できます。
「でも、せっかく明るいレンズを持っているんだからと、夕景や夜景などの風景も手軽に撮りたくなることもあります」。
「もし、そんなシーンで使うこともあるとしたら、画角が広いSEL35F18の方がよいかもしれません」〜とのこと。
【SEL35F18】
・レンズを35mm判に換算すると1.5倍になるので、SEL35F18は52.5mm相当の大口径レンズ。
・背景をぼかした物撮りやスナップ、ポートレートに加え、画角の広い風景にも適しています。
・SEL50F18同様に、屋内外の暗いシーンでも手持ちで簡単に撮影できます。
この話を受けて思ったことは、街中でのスナップは撮るものの、風景はほとんど撮ることがない。レンズの価格差が2万円前後ある。どうしようかな? でも、今後まったく風景を撮らないということもないだろうし、多彩なシーンで撮れた方が結果的にコストパフォーマンスがいいのかもしれない。それに、もっと寄りで撮りたい場合は撮影後にトリミングすればいいわけだしなぁ。
そんなことを思っているのを察知してくれたのか、SEL35F18選んだ2つ目のポイントとなる提案をしてくれました。
「もし、画角を狭くして近接で撮りたい場合は、クローズアップレンズを装着する方法もありますよ」という一言でした。
クローズアップレンズは、レンズに装着するだけで最短距離を超えた近接撮影が手軽にでき、価格も1000円前後から揃っている便利でお得なアイテム。この話を聞いた瞬間に、そうか、そうだよね、そうしようと思いました。
ビックカメラの3%ポイントアップクーポンでSEL50F18を購入しました
ということで、適切なアドバイスのおかげで悩んでいたことが解消され、SEL35F18を購入しました。
価格コムで事前に最安値を調べて行きましたが、ビックカメラ通常の10%ポイントとスマホアプリの3%ポイントアップクーポンを合わせると、最安値店より(送料+振込手数料など加算すると)お得に買うことができました。
そして、貯まったポイントでケンコーの49mm MC クローズアップレンズを、α6000パワーズームキット標準E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSでも使えるようにマルミのステップアップリングも合わせて購入しました。
今回の買い物では、いい人と出会えました。
レジで支払いを済ませた後もこちらの質問に快く答えてくれて、次回購入したいレンズもほぼほぼ決まりました。
そのお話は購入したらこのブログで記事化したいと思います。