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23区から東京ローカルに引っ越したいくつかの理由

2021年5月23日

※本記事の一部にはアフィリエイト広告を利用しています。

郊外へ引っ越し

生まれ育った東京23区から東京都〇〇市へ、東京ローカルに引っ越しをしました。
すでに半年が経過したので、引っ越した理由と現在の住み心地、生活の変化について簡単にまとめてみたいと思います。

こんな方におすすめ

  • 郊外で暮らしたいと考えている方。
  • 都心の生活に疲れてきた方
  • 多少の不便さも楽しめる方

引っ越しを考えはじめた理由

2020年に日本でも感染が拡大した新型コロナウイルス。
郊外への移住が1つの流れとして表れてきましたが、引っ越しを考えはじめたのは、それより少し前のことでした。

生まれ育ったのは東京都大田区。
以降、社会人となって実家を離れても、世田谷区・目黒区・港区と23区から離れることなく過ごしてきました。

特別な理由があったわけではなく、単純に自分の生活圏を変えたくなかった、満足していたからなのかもしれません。

ただ、おっさんとなり、フリーランスとしての現状や老後を考えると

ポイント

・多少なりともお金を蓄えておかないと先行きが不安。
・20〜30代に思いっきり遊んだので、今さら街中で何かをしたいわけではない。
・自宅での生活と仕事がメインの日常に不満を感じることがない。

そんなことを感じながら日々を過ごしていると〜

ポイント

・固定費が高い23区内に住み続けなくていいかも。
・郊外でのんびり暮らすのも悪くないかな。
・実家に戻るのもありだけど、お互いに気を遣う生活は避けたい。
・在宅時間が長く、近場の買い物しか出歩かないので、どこに住んでも同じかも。

そうしたなか、2020年の春に新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした非常事態宣言が発令。

なんとなく考えていたことが、“このタイミングかもしれない”と、本気で引っ越しを考えはじめました。

引っ越すならどこにする?

いよいよ引っ越し計画がスタート。

まず考えたのが、どこへ引っ越すかでしたが、地名ではなく、周辺にどんな環境が揃っているとQOL(クオリティ・オブ・ライフ)が満たされるのかを挙げてみました。

ポイント

・自然を感じられる場所がある。
・水辺にたたずむことができる場所がある。
・徒歩圏に日用品が揃うスーパーがある。

自分の中で、こんな環境を揃っているといいなぁと感じたのが、自然が感じられる公園や水辺がある場所でした。

そう感じたのは、小学生時代に遊んだ世田谷の砧公園や、遊びや仕事で都内近郊の自然溢れる公園を訪れた際に感じた、そこにいるだけで心が和む感覚
そして、心がざわついているときに、鎌倉の海を眺めに出かけてリフレッシュしていたこと。

そんな環境が徒歩圏に揃っていれば、日常生活と非日常がうまくミックスできて、のんびり暮らすことができるのではないかという結論に至ったわけです。

河口湖か、東京ローカルか

次に、いよいよ引っ越す場所(地名)探しです。

東京を中心に、Googleマップで俯瞰しながら、大きな公園と水辺がある場所をチェックしました。

東京湾、相模湾など海辺もよいのですが、なぜか気分は海ではなく湖に。
打ち寄せる波より、さざ波の方が安心感があったのかもしれません。

で、候補に挙がったのが河口湖と東京ローカル

河口湖は20代のころ、2週間に1度のペースで遊びに行き、楽しかった思い出しかない場所です。

仕事で都内23区の取引先や取材場所へ出向くこともあるのでアクセスを確認してみると、1時間に2〜3本程度の高速バスがあり新宿までは2時間強。
元々テレワーク中心の仕事なので、東京へ行く回数はそれほどないはずなので、ガマンできる範囲に。

ただ、ガマンできそうもないと感じたのが、冬場の気温
最高気温が5℃前後、最低気温がマイナス5℃前後。確かに遊びに行っていたのは春と秋がメイン。
この気温で過ごせるのか? 固定費はかなり下げられ、クルマがあれば日常生活も問題なし。でもなぁ。

ということで河口湖は断念。
今後、余裕ができれば別荘感覚で使えるマンションなどを年間でキープして2拠点生活を目指すことに

結果、東京ローカルにターゲットを絞り、埼玉県に近い現在の場所に引っ越すことにしました。

東京ローカルの住み心地、生活の変化は?

現在住んでいる場所は、駅から徒歩5分程度のマンション。

徒歩10分程度に大きな自然公園があり、人造湖ですが水辺を眺めることもできます
住んでみると頻繁に公園や水辺に行くわけではないものの、いつでも歩いて行けると思うと気持ちも変わります。

大きなチェーンスーパーまでは歩くと20分以上かかりますが、地元スーパーやドラッグストアなら10分圏内。これまでの生活と大きな変化はありません。

逆に大きく変わったのは住居のスペース。
これまで2DKだったのが、固定費が下がった上に部屋が増えて3LDKに

のんびり過ごすリビングに寝室、デスクワークと物撮りなど写真と動画の撮影を行う仕事部屋。
さらにもう1室は、フィットネスバイクや腹筋マシンを置いても余裕がある多目的な部屋に。

クルマがあれば、大型ショッピングモールなどへのアクセスも簡便ですが、いまは必要に応じて使えるカーシェアで十分かなと感じています。

変わったこと・変わらないこと・困ったこと

引っ越して変わったことと言えば、コロナ禍ということもあり〜

・食料品や日用品以外は、Amazonなどのネット通販で買い物をするようになった
・地元スーパーの惣菜メニューが少ないので、Uber EATSや出前館での注文が増えた
・自然公園へ行く目的ができたので、散歩に出かける回数が増えた
分別ゴミの出し方が細かくなり、ゴミ袋が有料に
・固定費が下がったので、貯蓄や投資にまわす金額が増えた
・撮影スペースを仕事部屋に設けたので撮影機材を拡充。もうすぐ完成予定。
・新生活用に揃えたアイテムで、過ごす時間の効率と生産性が上がった

変わらないことは、日常生活のほとんどと言えそうです。

・ネットやCATVなど日常生活に欠かせない環境での過ごし方
・起床から就寝までの生活サイクル
・定期検診のために新たに通いはじめた通院
コンビニ、郵便局や銀行ATMまでの距離
ネット通販での翌日配送
Wi-Fiやスマホの電波などの強度

引っ越し前と比べて困ったことを敢えて挙げるとすれば〜

Amazonフレッシュの対象エリアではなくなった。
最寄り駅の電車発着が10分間隔に伸びた。
ユニクロや100円ショップが徒歩圏にない。
手軽に味わえる飲食店が近所に少ない。
・移動時間が長くなったので、仲間からのお誘いを断る回数が増えた。

まとめると、現状にほぼほぼ満足

引っ越してから約半年。
日常生活に大きな変化はないものの、以前よりのんびり過ごせるようになった気がしています。

何がそう感じさせるのか。
たぶん、人混みを避けて歩くことがなくなり、イライラすることが減り、今まで以上に自分のペースで過ごせているからだと思います。

変わったことで挙げた新生活用や仕事用で購入したアイテムも生活の質とまでは言えないかもしれませんが、快適な時間を提供してくているので、別の機会にご紹介できればと考えています。

ということで、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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