いまから8年前、「るるぶ中野区」というガイドブックの仕事で中野区に住む職人の親子を取材をしました。そのときに出会ったのが「シュークリニック 靴のマシモ」さんでした。
半世紀以上前から続けている靴職人で、ドイツの健康シューズとの出会いから「靴と足と健康」についてドイツ・日本で学び、シューマイスターの称号を獲得している方が経営されています。
足は長さや幅だけではなく、人それぞれにカタチがあり、フィットしたものを履かないと健康にも影響を及ぼすとのことで、現在はされていないようですがオーダーメードで靴をつくったり、現在も既存の靴をその人に合うように補正してくれます。
取材当日は、足の不自由なお子さんのために地方から親子で訪れ、足形(フットプリント)に合わせた靴にリメイクするので、あまり時間がないんですよ〜と言いながらも人と靴の関係性について話してくれました。
一通り取材を終えた後に、せっかくなのでと同じ職人の息子さんに自分の足にあっったスニーカーを補正してもらいました。
そのときに選んでくれたのが、ニューバランスのスニーカーでした。
スニーカーの中ではちゃんと足と健康のことを考えているから、というのがおすすめのポイントだったと記憶しています。
足形を取り、内外を専用の道具で補正してくれたニューバランスのスニーカーをビフォー・アフターで履いてみたところ、まったく違うスニーカーのような感触でした。
聞くと体験するとでは大違い。足全体が優しく包まれている感覚は新しい発見でもあった気がします。特に、足裏部分の形に添うように内部を補正してくれたせいか、歩いても疲れることがなく、無理に力を入れることがないので、ふくらはぎや足全体が張ることがほとんどなくなりました。
毎回補正をお願いすることもできず現在に至りますが、それ以来、靴選びには気をつけるようにしています。
とりあえず、履くスニーカーはニューバランスに限定。
補正してもらった長さと幅のものを選んでいます。
『ニューバランス ウォーキングシューズ MW684(旧モデル)』
これまで、靴は履いてみないとわからないので路面店で購入していました。
でも、メーカー品で以前に履いたことがあれば、サイズさえ間違わなければネットで安いモノを探して買う方がお得。
ということで上の写真の前に同じタイプのブラックを購入しましたが、しばらく履いていると甲の部分にあるファスナーが壊れ、しかたなく近所の靴修理屋さんに直してもらいました。もちろん有料。結局高くついてしまいました。
で、今回は〜と話の流れに沿えば路面店で購入。安心でしたとなるんですが、別のネット店で購入しました。
既に1カ月以上経過しましたが問題なく、足が疲れることもなく履いています。