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e-bike(電動アシスト×スポーツ自転車)が欲しい! あなたは買う派? サブスク派?

2021年9月25日

※本記事の一部にはアフィリエイト広告を利用しています。

Image: MIYATA

東京ローカルに引っ越して課題となったのが自転車。

最寄り駅と自宅を結ぶ道や、近所の大きな公園につながる自転車道が結構な傾斜のある坂道で、所有する6段変速のミニベロでは上りきるのに一苦労。
なんなら、途中から断念して手押しになることも。

のんびり暮らそうと、商店街や繁華街がなく自然が多いこの町に来たものの、自転車をちょい乗りしたいときに躊躇している現状は、なんとかしたい。

ということで、e-bikeの導入を検討をはじめました。

10%以上の勾配を克服するために選ぶべきe-bikeは?

急な坂道

e-bikeの知識が乏しい筆者は、まず基本機能を知ることから開始。

自宅から最も近い自転車店「サイクルベースあさひ」で“急勾配の坂道でも難なく走ることができるe-bikeはどんなタイプ?”について質問をしてみました。

 

ドライブユニットの違いで選ぶべき

自宅の地名を伝え「駅から勾配のきつい坂道が続くんですよ」と話しと、店員さんは「あの坂ですか!」とご存知の様子。

「あそこは10%〜15%の勾配はあるんじゃないでしょうか。だとしたら1軸のドライブユニットですね」とのこと。

店内に展示していたパナソニックの「ベロスター」、MIYATAの「EX-CROSS e」で説明してくれました。

e-bikeの心臓部となるドライブユニットにはいくつかのタイプがあるらしく、ベロスターはドライブユニットにギアが装着されている2軸式
ママチャリ(電動アシスト自転車)と基本的には同じ方式なのだそう。

一方のEX-CROSS eは1軸式。クランク軸が回転しアシスト力をダイレクトに伝える、e-bikeの多くが採用しているタイプで、走り出しから滑らかで力強いアシストをしてくれるそうです。

特にEX-CROSS eのドライブユニットは後輪駆動タイプなので、漕ぎ出しからしっかりサポートしてくれるとのこと。

このほかにも、サイクルベースあさひ公式サイトの記事で書かれている情報などを教えてくれました。

Image: MIYATA

 

急勾配の坂道なら、ドライブユニットの最大トルクが大事

事前情報として急な坂道にも対応するe-bikeの選び方をネットで検索してみました。

すると「急坂にも対応可能なトルク(60Nm~)」の文言があり、サイクルベースあさひの店員さんに確認してみると「そうですね」という答えが。

そこで、、Nm(ニュートン・メートル)を基準に急勾配の坂道に最適な最大トルクを見つけるために検索してみると、最大勾配20%超の激坂での走行を最大トルクが違う2台のe-bikeで乗り比べた記事を発見。

試用したのは以下の2台。

「CRUISE 5080」に搭載されたSHIMANO STEPS 5080の最大トルクは40Nm。
「CRUISE 6180」に搭載されたSHIMANO STEPS 6180の最大トルクは60Nm。

結果は、40Nm「CRUISE 5080」での激坂はかなりきつく、60Nmの「CRUISE 6180」では軽快に走れたとのこと。

わずか20Nmの差がここまでの違いになるんですね。

チェック
CRUISEで激坂に挑戦 | FEEL E-BIKE
CRUISEで激坂に挑戦 | FEEL E-BIKE

www.merida.jp

e-bikeは買う? それともサブスク?

Image: VanMoof

 

なんとなく急勾配の坂道を克服するe-bike選びの基本がわかってきたので、次のステップへ。

e-bikeは買うべきか、サブスクやレンタルで済ませるべきかを考えてみました。

乗りたいモデルを決める前に用途などを踏まえて設定した条件は以下の通り。

こんなe-bikeに乗りたい!

用途:街乗り・往復10〜20km程度の走行。
バッテリー:内蔵・外付けはどちらでもOK。充電時間は短ければなおよし。
走行距離:遠乗りしないので、最短で30km以上あればOK。
オプション:フロントキャリア、ライト、泥よけ、
重量:〜20kg前後
価格帯:購入するなら〜20万円前後。サブスクなら月額5000円前後〜1万円以下。

昨年から欲しい!と思っているのが、スマートテクノロジーを搭載したオランダ発のシティe-bike「VanMoof X3」。

とにかくデザインがおしゃれで、4段変速ながらも切替レバーのない電動変速ギアシフターを搭載し、最大トルクは59Nm前後油圧式ディスクブレーキやスマホ連動の盗難防止機能など、街乗りを軽快に楽しめるんだろうなと思わせるスペックが一通り揃っています。

とはいえ、販売価格は税込で27万5000円。

最大トルクが60Nm以上で手頃なe-bikeを探してみると、最大トルクのスペック表示が無いものが多く、見つけたのは以下の2台。

  • アサヒサイクル EVOL C700:Nm80、142,780円
  • MIYATA EX-CROSS e:Nm60、176,000 円

25万円を超えるとNm60〜のモデルが一気に増えますが、e-bike初心者にとってはかなり勇気がいる買い物。

やっぱり、手初めてサブスクがよいのかも

いくつかのe-bikeサブスクをチェックしてみた

e-bikeをサブスクで利用するメリットは、お試し感覚で高額なモデルを安価で乗れること

ただ、サブスクサービス各社にお気に入りのモデルが揃っていることは少なく、契約期間中にモデル変更や解約ができなかったり、保証金が必要な場合もあります。

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TOPページ|レンタサイクル・シェアサイクル COGICOGI
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ママチャリ
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ということで、これまでの情報を踏まえて、これにしよう! と決めたのが、こちらでした。

サブスク活用に決定。選んだモデルは?

Image: MIYATA

 

最終的にe-bikeは購入ではなく、サブスクに。

実売20万円超のe-bikeのサブスク月額料金は万単位となっていたので、オプションを含めて月額5000円前後で収まる、 電動自転車 / e-bikeサブスクサービス「cycloop」の【MIYATA EX-CROSS e】にしました。

選んだポイント

・他社と比較して月額費用が安価。
・前述に紹介した急勾配の坂道に強いNm60のモデル。
・泥よけ、チェーンケース、リアキャリア、サイドスタンド、ライト、カギが標準装備。
・重量が23.6kgとそれほど重くはない。
・年単位の契約で試用期間としては最適。

ネットからの申込みはこれからとなりますが、当初必要な費用は以下の通りで、合計1万2422円なり。

  • 月額固定:1年契約で4722円。
  • オプション:盗難・損壊賠償減免特約が月額330円。
  • 事務手数料:3520円
  • 納車配送費用:3850円

3年契約にすると月額固定が3952円と月額で770円、年間で9240円も安くなるとはいえ、1年乗った頃には別のモデルをサブスク、もしくは購入するかもしれないので、1年契約に。

年間トータルの支出は、6万4364円。実売価格は価格.comの最安値が15万8400円なので、2年ちょっとで購入したのと同じ支出金額。

参考までにMIYATA EX-CROSS eのキズあり買い取り価格を調べてみると、現時点の最高額でも3万円以下。
仮に2万円の買取りだった場合、相殺すると支出は14万円程度。やっぱりサブスク1年契約の終了時に次のことを考えるのが正解のような気がしました。

サブスクではなく購入する際は、改めてサイクルベースあさひの店員さんに相談すればよいわけだし。

 

さて、実際に乗る前に契約するのは不安だったので、サイクルベースあさひに展示してあったMIYATA EX-CROSS eを試乗してみました。

すると、走り出しは力強く、操作性も快適ではあるものの、久しぶりに自転車に乗ったことやハンドルの長さのせいか、乗り心地には少し違和感がありました。

自宅近くからの急勾配な坂道を試すことはできませんでしたが、慣れれば違和感もなくなるだろうし、MIYATA EX-CROSS eはコスパの良いサブスクですからね。

ちなみに、cycloopは東京に窓口があり、事前に充電方法や同梱物などの確認で電話したところ、親身になって受け答えしてくれて、とても印象がよかったですよ。

 

しばらく乗ってみた感想や揃える予定のアクセサリーなどは、MIYATA EX-CROSS eが届いてから改めてお知らせします。

長文のご紹介となりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

Source: サイクルベースあさひ , MIYATA ,  cycloop

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